古代チョコレート
2024/10/19
ご存知でしょうか、古代チョコレート。
時代を遡って16世紀の大航海時代。当時のアステカ王国ではチョコレートとは現在のようにお菓子やデザートではなく、薬やエネルギー源として食されておりました。
そして、その当時アステカやシチリアを征服統治していたスペイン人によってシチリアの地にチョコレートの原点とも言うべき製法が伝えられたそうです。
古代チョコレートのベースとなる材料はカカオマスと砂糖のみと極めてシンプル。
チョコレートを口溶け良く滑らかにする役割のレシチン(乳化剤)やカカオバターは不使用です。
そして特徴的な製法としてカカオの香りを逃さないよう45℃以下の低温で温めることが美味しさの秘訣。これにより砂糖が溶けずに残り独特のシャリシャリとした食感を生み出しています。
また、コンチング(練り合わせ)の作業時間も短く、一般的な滑らかな口溶けのチョコレートとは別物。
このようなアステカ時代にはなかった砂糖が加えられていると言う点を除けばほぼ昔の製法のまま。それが『古代チョコレート』と言われる所以なのだそうです。
そんな古代チョコレートはイタリアのシチリア島東南の町、バロック調の街並みが残る美しい町モディカにある「アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート」で作られております。
1880年にフランテェスコ・ボナイユートによって創業された老舗のドルチェリア(ケーキショップ)。
チョコレートの町として形容されるモディカには35以上ものチョコレートショップがありますが、その中でもボナイユートは一番の老舗として地元の人々に愛され続けているそうです。
ではその「アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート」で作られている古代チョコレートのお味とは。
気になるところですね。
ボナイユートの梱包されたチョコレートのその袋を開けた瞬間、カカオのとても濃厚な香りが。
300種類以上もあると言われるカカオの複雑で濃厚な香りが一気に香り立ち、鼻腔をくすぐると言う何とも魅力的ではありませんか。
正にカカオの香りを楽しむチョコレートと言った感じです。
そして口に含むと舌の上では砂糖がざらつき、カカオが滑らかに溶け出したりはしません。その何よりも独特なシャリシャリ感、素材感のある味わいは懐かしくて、と同時に新鮮。
一口かじるだけでも元気が出てくるような不思議なパワーを持ったチョコレートと言えるでしょう。
アンティカ・ドルチェリア・ボナイユートのメイン商材はタブレットと呼ばれる板チョコです。
タブレットには実に様々なフレーバーがありますが、その中で私がそのシュールなパッケージに目を奪われたこちらの商品をご紹介したいと思います。
クリーミーで優しい味わいの「ロバミルクのチョコレート」。
母乳に近い成分を含み、栄養素がとても豊富なロバのミルクを10%使用したチョコレートです。
消化にも良く、牛乳が苦手な方や牛乳アレルギーの方にもおススメ。ロバのミルクは牛乳よりもクセがないそうです。
古代チョコレート特有のザクザク感がほんのり滑らかでクリーミーに。優しい味わいがたまらない美味しさです。
個人的にはロバくんが何故体操座りをしているのか気になるところですので、シチリア島へ行き聞いてみたいです。
もう一つは定番の「バニラ」。
創業当時からあるそうです。プレーンに近い味わいで、カカオの香りを楽しんだり、お酒と合わせたりするのに向いています。
今回ご紹介させて頂いた「古代チョコレート」のように、世界にある多種のチョコレートがカカオ生産者さんやパティシエさん方により美味しく頂ける今現在。感謝感謝です。
当店でも夏季営業時は控えておりましたが、冬季営業時には世界のチョコレート商材を少し多く取り扱う予定でおります。ご期待下さい。
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Organic Laundry & Cafe yuragi 1/f
住所 : 愛知県常滑市瀬木町2-10
電話番号 : 0569-35-6625
心と体に優しいオーガニック
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