コーヒーグラウンズ

先日某大手コーヒーショップさんの店舗から出る膨大な抽出後のコーヒー粉がメディアで取り上げられていました。

 

コーヒー豆を挽いてドリップなどで抽出した後に出るコーヒーかす、コーヒーグラウンズ。

その再利用に大手コーヒーショップさんはじめ、各分野の企業さんが取り組まれているようですね。頭が下がります。

 

コーヒーを淹れて飲まれるおうちや、当店のような小さなコーヒー豆を扱う店舗から出るコーヒーグラウンズなど知れている量ですが、大手さんではそうはいかない量をただただ廃棄するには勿体ないですからね、手間を掛けてでも再利用、有効活用。

SDGsの先駆けではないでしょうか。

 

コーヒーグラウンズにある消臭・脱臭の効果を利用した消臭剤や脱臭剤、また虫除けや猫除けとしての再利用は昔からよく聞きます。

 

またコーヒーグラウンズに含まれる油分を利用したワックス代わりの金属磨きや靴磨き、多孔質構造を活かした食器用洗剤など、ドラえもんのポケットより沢山の便利グッズが出てきますね。

 

 

一度挑戦してみたいと思っている（思っていないでやればいいのか）コーヒーグラウンズの再利用が「染物」です。

染物と言えば、カラフルな色合いが特徴的な化学染料や、自然な仕上がりの草木染めなどが定番ですが、コーヒーの色素を染料として使用するコーヒー染め、コーヒー色？カフェオレ色？好きには堪りません。

 

コーヒーをこぼしてできたシミがなかなか取れない、と言う事はコーヒー染めは染まりやすいと言う事でもあり。

 

また染める素材によって濃い色合い、薄い色合いなど、どれもわずかな色のゆらぎ感があり、ほっこりしたテイストに仕上がるという面が魅力的です。

 

やはり、白Tからですかね。いや、難易度が高いか…。

 

来年元日より営業再開しますカフェルームで抽出後に出るコーヒーグラウンズで染めたオリジナルグッズ、作ってみたいと思います。

 

 

皆様コーヒーグラウンズ生産（？）にご協力をお願い致します。

 

常滑焼の急須で淹れて味わうスペシャルティコーヒー、オーツミルクとスペシャルティコーヒーエスプレッソのカフェラテはいかがでしょうか。

 

2025年1月1日 8:00 より営業再開致します。

ご来店お待ちしております。