常滑焼に触れて

このような機会がなければ、改めて常滑焼に触れることなどなかったでしょう。

 

当店で使用している常滑焼の珈琲急須は常滑市山方町に工房を持たれる高山陶園様の作品です。

大変歴史のある格式の高い窯元さんであられるのに、私なんぞにとてもフレンドリーに接して下さいます。ご家族で常滑焼に従事され、魅力ある今までの常滑焼にないデザインの作品なども手掛けておられます。

 

カフェを開業するに辺り、まず代々伝わる窯元の御曹司（現在はご立派になられた社長さん）の幼馴染に声を掛けました。そこで紹介してもらったのが（自分の所では珈琲急須は扱っていないとのことで）高山陶園様でした。

そして作品を拝見させて頂いてびっくりしたのが、自分が思い描くカフェの雰囲気にぴったり、ドンピシャの珈琲急須ではありませんか。

そしてそしてこれまた驚いたのが、それを手掛けられたのが常滑焼の道に進まれてまだ2～３年の娘様だと。

たまげましたね。皆様、是非一度当店に来店して頂いて一緒にたまげて下さい。

 

他にもお父様の作品である素敵な急須で日本茶を入れて頂く、心がゆったり穏やかになれるかと思います。この機会にずっと住んできた常滑の文化遺産に改めて触れることが出来て静かに喜びを噛み締めている毎日です。

 

そんな喜びに導いてくれた幼馴染にまず感謝です。ありがとう。

そして高山陶園のご家族の皆様、本当にありがとうございました。また本日もご来店頂き、重ね重ねありがとうございます。

 

これから常滑焼の魅力を沢山の方に知ってもらえるよう微力ながらお力添え出来ればと思っております。

理想は観光に来られた遠方の方に、当店で触れて頂いた常滑焼の急須などを焼き物散歩道に構えておられる高山陶園様のギャラリーの方でご購入頂くと。近場の常滑人でもおそらく触れたことのない作品であるかと思いますので、是非こちらでご体験を。

 

毎日そばで心癒してくれる常滑焼の諸君（？）、ありがとう。感謝感謝。