綿

お布団の丸洗い、当店コインランドリーで！

操作も簡単、安価でお出掛けしたついでに綺麗に洗って、しっかり乾燥。

無添加石けん洗剤でふんわりふかふかの仕上がり、おススメです。

 

 

ところで、木綿（コットン）と真綿の違い、ご存知でしょうか。

 

お布団屋さんのお話しですがオーガニックに拘りのあるお客様で、オーガニックコットン100％のお布団＝真綿のお布団と思い込まれておられる方も多いとか。

 

結論から言いますと、全くの別物ですね。

若い世代は特にご存知でない方が多いそうです。

 

まず、木綿（コットン）は綿花を原料とする植物性の繊維を言います。

私達が手にする繊維は長繊維のみを糸にしたものが織られた生地です。

綿花はアオイ科の植物で、黄色い綺麗な花が咲いた後にコットンボールができ、それが乾燥して割れると白くて弾力のあるワタが出てきます。

オーガニックコットンは、化学薬品を使わず自然に葉が落ちてから、手摘みで収穫します。

農薬や化学肥料の基準を厳格に守った中で育てられた綿花のみオーガニックコットンと呼ばれ、環境だけでなく、労働者にも優しく安全にも配慮していることから、SDGsの観点からも注目されていますね。

 

一方真綿は蚕の繭から作る動物性の繊維です。

繭を煮たものを引き伸ばし、乾燥させて作ります。その繭から紡いだ糸で作る織物がいわゆる絹（織物）です。（繭から取れる繊維そのものを絹ということもあります。）

 

日本では元々木綿が伝来するまでは「綿」と言うと真綿のことを指していました。

しかし、木綿が登場してからは綿花から取れるものを「綿」もしくは「木綿」と呼ぶようになり、元々の綿と言う意味で繭から作るものを「真綿」と呼ぶようになったと言われています。

 

 

コインランドリーの洗濯乾燥機及び乾燥機では、綿100％・真綿のお布団はお洗濯と乾燥は不可となります。

綿が片寄ってしまったり、綿の油分が抜けて固く縮んでしまう恐れがありますので、これらのお布団はクリーニングに出されることをお薦め致します。

 

和布団として綿100％のお布団を使用されておられる老舗旅館などもありますが、近年ご家庭で使用のお布団は使い勝手の良い綿とポリエステルなどの混紡で作られていることの方が多いそうです。

軽量・かさ高・復元性・弾力性・耐用年数など様々な理由で混紡の方が勝っているようですね。

 

 

最後にコインランドリー的目線からまとめますと・・・

コインランドリーの洗濯乾燥機及び乾燥機でご利用になれない綿100％・真綿・羊毛のお布団、キルティングのされていないお布団以外の混紡繊維のお布団、羽毛布団をご家庭内のもの全てひっくるめて丸洗いしましょう。

 

掛布団も敷布団もそれぞれ洗濯乾燥機1台で簡単お洗濯。

温かふかふかお布団で寒い冬を乗り切りましょう。

 

当店ランドリールームでお待ちしております。