KOPI LUWAK

世界中で最も希少価値のある、が故に最も高額でもある特別なコーヒー「コピ・ルアク」。

ご存知でしょうか。

 

 

コピ・ルアクとはインドネシア語で「シベット（ジャコウネコ）のコーヒー」を意味します。

正しくジャコウネコによって生み出されたコーヒーのことですね。

 

インドネシアやアフリカなどのアジア圏に生息するジャコウネコは名前にネコとありますが、実はネコ科とは独立したグループの小型哺乳類なのだそうです。

 

そんなジャコウネコが食べるものの一つにコーヒーの実があります。

雑食性の動物の中でもコーヒーの実を食べる習性は特に珍しいそうですね。

 

そしてそのジャコウネコによって摂食されたコーヒーの実からコーヒー豆を取り出し、特別な工程で製造されたコーヒーがコピ・ルアクと称され、世界一のコーヒーとしての座に君臨しております。

 

 

もちろん飲んだこと…

ございません。

 

コーヒーの界隈でその味わいや香りを表現したものを羅列しますと、

口に入れた瞬間にふわっと甘みが広がり、その後コクと深みが残る。

苦みが少なく、シルクのような柔らかな舌触り。

複雑な味わい。

ナッツやチョコレートのような甘い香り。

コピ・ルアクでしか感じられない特別な香味。

 

飲んでみたくなるフレーズが並んでいます。

 

ではそのお値段ですが、なんと一杯2,000円から5,000円。

高級ホテルのラウンジなどでは一杯8,000円から10,000円とか。

 

何と比較していいのか庶民にはもはや分かり兼ねます。

正に桁違いとはこう言う事。

 

その桁違いの理由は、コーヒー愛好家の大きな需要に対して非常に希少なコピ・ルアクという実情から生まれています。

 

一匹のジャコウネコから一日に採取できる豆の量はなんとたったの3g！

通常コーヒーを一杯淹れる為に使用する豆の量は10g～12g程。

それは貴重な希少価値の高いコーヒー豆になりますわ。

 

 

いつの日か、宝くじで高額当選したら（購入していませんが）、馬券で大当たりしたら（購入の仕方も知り得ませんが）、飲んでみたいと思います。

 

生産者のジャコウネコさんにもお会いしたいですね。

 

 

尚、コピ・ルアクの偽物や倫理的に問題のある採取工程から製造された豆にはご注意下さい。

 

 

来年元日より営業再開致しますカフェルームではコピ・ルアクに希少価値としては劣りますが、その味わいや香りには自信を持ってご提供させて頂くスペシャルティコーヒーをご用意しております。

 

是非ご賞味頂ければと思います。

ご来店お待ちしております。